Score Reading<楽譜を読んでみよう!>


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音程って何?
音程

「音程」とは、2つの音の高さの違いの事を言います。順番に音を鳴らした場合は「旋律的音程」といい、同時に音を鳴らした場合は「和声的音程」といいます。

音程を表す単位を「度」と呼びます。 鳴らす音と音の間に含まれる幹音の数を度数で表しています。 図のような8度の音程を「オクターブ」と呼びます。

単音程と複音程

単音程は「8度(オクターブ)までの音程」、複音程は「8度(オクターブ)以上の音程」の事をいいます。 複音程は「1オクターブ+単音程」と考えられますので、単音程を組合わせて表します。

全音と半音

図の様に、隣り合っている音の高さ(音程)を「半音」と呼びます。半音の2倍の音程を「全音」呼びます。

単音程の種類

単音程は、大きく分けると「完全音程」「長音程」「短音程」「増音程」「減音程」の五種類があります。

名称説明
完全音程[P] 1、4、5、8度[P1 P4 P5 P8]で構成された音程です。
完全1度はユニゾン、完全8度はオクターブと呼ばれます。
完全4度は「全音2つ+半音1つ」の構成となります。
完全5度は「全音3つ+半音1つ」の構成となります。
長音程[M] 2、3、6、7度[M2 M3 M6 M7]で構成された音程です。
2、3度は「全音のみ」の構成となります。
6、7度は「全音+半音1つ」の構成となります。
短音程[m] 「2、3、6、7度 [m2 m3 m6 m7]」で構成された音程です。
2、3度は「全音+半音1つ」構成されてるものです。
6、7度は「全音のみ」で構成されています。
増音程[aug] 完全音程や長音程が「同度数で半音広がった」音程です。
減音程[dim] 完全音程や短音程が「同度数で半音縮まった」音程です。
音程の転回

単音程を図のように低い方の音を1オクターブ高く、高い方の音を1オクターブ下げることを「音程の転回」といいます。

転回後の度数の計算公式
「9−転回前の度数=転回後の度数」

(※)転回後に完全系音程と長短系音程は入れかわりません。


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