CAL Reference＜ＣＡＬ簡易リファレンス＞

バッファ関数

バッファ関数

イベントの挿入・削除などを行う関数です。

delete

編集中のイベントを削除

＜例＞
選択範囲のピッチベンドを削除します
(do
 (forEachEvent
  (if (== Event.Kind WHEEL) ; イベント種類の確認
   (do
    (delete) ; 削除実行
   )
  )
 )
)

insert

イベントを指定位置に挿入します。使用する変数は次の形式で宣言します。

(insert 時間 チャンネル 種類 送信データ)

＜用例＞
(insert 時間 チャンネル NOTE ノート・ナンバー ベロシティ 長さ)
(insert 時間 チャンネル CONTROL コントロール・ナンバー 値)
(insert 時間 チャンネル WHEEL 値)

＜例＞
選択されたノートイベントの１オクターブ高い音を追加します。
（※例にはノートナンバーの範囲を超えた場合に対する
　　処理がありませんので超えた場合にエラーが出ます。）
(do
(forEachEvent
 (if (== Event.Kind NOTE)
  (do
   (insert Event.Time Event.Chan NOTE (+ Note.Key 12) Note.Vel Note.Dur)
  )
 )
)
)