CAL Reference<CAL簡易リファレンス>

演算子
CAL関数リファレンス プログラム紹介1

[プログラム制御] [変数宣言] [演算子] [イベント変数] [バッファ関数] [時間変数] [入出力関数]
数学関数
CALで計算演算子使用する場合は次の形式で宣言します。
(<演算子> <数値1> <数値2>)
(<演算子> <変数>)
足し算(加算)に用います。
引き算(減算)に用います。
掛け算(乗算)に用います。
割り算(除算)に用います。
余り算(剰余算)に用います。
++
インクリメント(変数に1を加える)
−−
デクリメント(変数から1を引く)
random
数値1から数値2までの擬似乱数を返します
<例>
変数AにB,Cを用いて計算結果を割り当てる例です。
(= A (+ B C))
(= A (- B C))
(= A (* B C))
(= A (/ B C))
(= A (% B C))
(++ A)
(-- A)
(= A (random B C))
割り当て関数
割り当て関数は変数に値を与える関数です。CALで割り当て関数を使用する場合は次の形式で宣言します。
(<関数> <変数> <値>)
変数に値を割り当てます。
(数学関数)=
計算と割り当てを同時に行うことができます。(※数学関数[++/--]は利用出来ません。)
<例>
(= A 1)  ;Aに1を割り当てます。

以下のプログラムとコメントは同様の内容です。

(+= A 1)  ;(= A (+ A 1))
(-= B 1)  ;(= B (- B 1))
(*= C 1)  ;(= C (* C 1))
(/= D 1)  ;(= D (/ D 1))
(%= E 1)  ;(= E (% E 1))

比較関数
比較関数は2つ数値を比較し結果を返します。出力結果は「0:偽(FALSE)」「0以外の数値:真(TRUE)」となります。
CALで比較関数を使用する場合は次の形式で宣言します。
(<演算子> <数値1> <数値2>)
数値1は数値2より小さいか
数値1は数値2より大きいか
<=
数値1は数値2より小さいか等しいか
>=
数値1は数値2より大きいか等しいか
==
数値1と数値2は等しいか
!=
数値1と数値2は等しくないか
<例>
(< 1 2)  ;結果は0以外の数値
(> 1 2)  ;結果は0

(<= 1 2) ;結果は0以外の数値
(>= 1 2) ;結果は0

(== 1 2) ;結果は0
(!= 1 2) ;結果は0以外の数値
ブール関数
ブール関数は2つ演算子を比較し結果を返します。出力結果は「0:偽(FALSE)」「0以外の数値:真(TRUE)」となります。
CALでブール関数を使用する場合は次の形式で宣言します。
(<演算子> <演算1> <演算2>)
&&
両方の演算がゼロで無い場合にゼロ以外の数値を返す
||
1つでも演算がゼロで無い場合にゼロ以外の数値を返す
<例>
(&& (< 1 2) (> 1 2))  ;結果は0
(|| (< 1 2) (> 1 2))  ;結果は0以外の数値



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CAL関数リファレンス プログラム紹介1

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